インキュベクスの上村です。

僕は介護施設を運営している。高齢者やその家族のニーズに施設暮らしというニーズがあるからだ。

以前は「自らの手で歩きたい」「食べたい」という声にサービス提供を開始した。
しかし頓挫した(トライアル期間中にはニーズとして顕在化を感じられなかったからだ)

介護の世界では高齢者はどこまであってもサービス提供の対象である。
一緒にサービスを考え、ともに戦うビジネスパートナーではない(場合がほとんどだ)

一方、身の回りはアクティブシニアだらけだ。
我が家のリフォームを担当した建築士は80才すぎ。
植木屋親方も80半ばか?母も義母も頭の回転は半端ない。駐車場のおじさんも。近所の中華チェーン
店も店長はじめスタッフは味わい深い 笑

「備えなきゃな!」と思っている。経営者の習慣として
アクティブシニアとの関係づくりに備えたいと考えはじめている。

一般的に経営者が何かを宣言するとき、あるいは年初に掲げる挑戦は、、
売り上げは・・
利益率は・・・
拠点etcあたりか?
その他「女性や高齢者を対象としたサービスを開始する!」あたりか。

女性チームを組む、高齢者チーム組成は珍しい。

無いか?

僕ら中小企業はここらへんを語ってもいいんじゃないか?
世界展開はしないしわからない。結果として地域限定のサービスを提供する
中小は真っ先に・・結果としてダイバシティ化する(だろう)
ただし・・高齢者の受け入れという意味ではだ。英語はいらない 笑

つまりまだまだ動けるアクティブシニアはサービスを受ける存在じゃなくて
戦力だな。言い方を変えるとパートナーであり、協働者。

ITの進化はあの人にしか出来なかった仕事を少なくさせる。
1つにクリエィティブ(撮影も、web制作、構成、編集その他)もそうだし、
クリエィティブ以外の物作りもそうだろ?

僕に関係する分野では「知識をつけたい!」「スキルをあげたい!」
を言ってくれるシニアに対する学びの場を提供する。
、、で意気投合すれば仕事もやる!でいいんじゃないか?

そもそもサービスなんてのは”あるかもしれないニーズ”に対してカウンター当てる。
大概、外れるのできっとまた外れる。

しかし、何かを生み出すのか?大幅なコストダウンは実現する。

欲しいものがあるところに需要が生まれ、供給があれば経済となる。
書きながら「経済してる!」経営者の仕事だよなーと朝っぱらから。

まだ見ぬパートナーたちは
速くは走れないが僕も大差ないし、

しかし、能力、知性、経験はすごそうだ、、

人財も地産地消なんだなーと