訪問看護/訪問介護/施設運営、起業支援を行っている、インキュベクスグループの上村です。

僕はいま、訪問看護ステーションを複数拠点と介護施設を経営。2023年6月訪問診療クリニックのバックオフィスを担当しています。

これまで経営者を30年以上やってきましたが、50代後半を迎える私のような経営者の喜びはとてもシンプルになってきました。

ご興味のある方には参考になるかもしれません。

◆スタッフを誇れる喜び

現在訪問看護ステーションを3拠点介護施設を1拠点、そしてクリニックのバックオフィスを担当していますが、ちなみに訪問看護ステーションだけでも、おおよそ40名ほどの医療者、そして事務担当者等が所属しています。

定期的に管理者やPT主任とのミーティングを行い、全体ミーティングなどにも参加させてもらいますけれども、所属するスタッフの意識の高さや、意欲には頭が下がる思いです。

私自身、少しは人を見る目がついてきたのか?20代30代の頃には気づかなかった働くスタッフたちの心配りや気遣いを感じることができるようになったようです。

この年になり、ようやく人財という言葉や、人が財産という言葉を自分自身でも心から実感できるようになってきたようです。

◆事業成長を見届ける喜び。

医療介護ビジネスにおいては、事業の成長はすなわち、人の成長に他なりません。 

具体的には各事業を束ねる事業責任者であったり、訪問看護ステーションで言えば、管理者またはセラピストを束ねる理学療法士主任が掲げた目標がゆっくりとても叶えられている状況やチームメイクにおける強みがいかんなく発揮されている状況を意味します。

経営者も30年もやっていると、予定をはるかに変えるような急成長は社内に様々な歪みを生むことから求めていませんので、あくまで働く人にとっても許容できる範囲の成長を望んでいるのです。

◆節制する喜び

医療介護ビジネスにおける収益、あるいは利益獲得は、現場で働く各人員の努力の成果や頑張りの証です。

一人ひとりの努力の結果が、生み出した利益を無駄に使う事は許されません。

できる限り、節約すること、コストを見直すことを続ける中で、現場への還元ができることに喜びを感じています。

無駄を省き、常にスリムでいることで、余裕のあるマネージメント計画を心がけたいと考えています。

会社の経費を常に見直すためにも、私自身、私生活におけるコスト意識には敏感でいたいと思います。例えば月額2万円の駐車場代を削減することにも準備は周到です(笑)

◆私?私の目標なんかありません。

医療介護ビジネスを推進する私は自分自身に目標はありません。

事業計画も積極的と言うよりも、どちらかと言えば、守りの経営。

圧倒的なニーズに対して、どこまで私たちが耐えるのか耐えるためにはどのような体制が必要なのかと言った受け身な計画を重視しています。

ただ、受け身と言っても年間あたり30%程度の事業成長を計画しますので、私自身を積極的な経営姿勢と評価する方がいらっしゃいますが、私自身は極めて消極的な人間であると理解しています。

◆ワークライフバランス

私自身は、ワークライフバランスが取れているタイプの経営者だと思います。

基本的には武道家としての暮らし方が気に入っています。週に1度の空手の指導や子供の頃から続けている武道のお稽古には、結構忙しいものです(笑)

その他、ギターやピアノを弾いたり絵を描いたりランニングクラブで汗を流したりといった生活仕事と同じ位プライベートの充実も大切にしています。

それだけに大切な仲間にもプライベートを充実できる環境整備には気を配りたい。働きすぎには注意するように伝えています。

◆ 20代から40代を振り返り

経営者として30年以上の時間が経ちました。

今までは何歳までには○○が欲しい。こんな自分になっていたいなど主体が自分であったように思います。正直言って主体が自分に向いている時代、今と比べると幸福感は少なかったように思います。

例えば、お金を払って実現できる車道楽などは、レクサスに乗ろうがベンツに乗るなんて目標であろうが僕にとっては、あまり価値がはなかったようです。

やってみて、初めてわかるんですが、つくづく自分はのタイプがよくわかってきた今日この頃です。

◆美しい生き方

経営者を30年ほど行ってきました。ようやく周囲の幸福にも目を配れる気を配れるそんな年齢になったようです。

儲かれば何でもありと言うわけでは無いのです。

私の場合はスタッフがうれしくなければ何の意味もないのです。

そのためにも、私自身が与えられた時間を使い、彼らに貢献する姿勢が、美しくなければ、価値がないのです。

刀は常に研ぎ澄まされてなければならないのです。
言い方を変えると、経営者は常に誠実であり、真摯にあるべきだと思うのです。