【障がい者グループホームからの参入事例】訪問看護ステーション開業で、新しいコミュニティづくりに挑戦! 目指すのは、福祉を介しての“町づくり”

お世話になっております。インキュベクスの青井です。

本日は、グループホーム事業からの訪問看護参入事例として一般社団法人よつばの代表理事である水谷 康晃様のインタビューをお送りします。

水谷様は、現在、東京都日野市で障がい者向けグループホームを5店舗経営されております。

これまでの背景、そして訪問看護ステーションへの参入を決意された理由などについてお話をお伺いしました。

本日はどうぞよろしくお願いします。


宜しくお願いします。


まずは、水谷様の現在のご本業についてお聞かせいただけますでしょうか。


はい。八王子で知的精神障がい者専用の、グループホーム「よつば」を運営しています。

学校卒業後、最初は運送会社に就職し、その後不動産会社に転職したんですが、社会人2年目くらいから、将来は独立したいなと思っていました。

不動産会社で仕事をしていたときに、グループホームという存在を知り、障がいを持つ人たちが家を借りられずに大変な思いをしているといった社会問題にも気づきました。

自分は多少不動産の知識もあって、この分野で何かできることがあるんじゃないか、と思ったんです。そこから具体的に独立を意識しました。


ほかの業界でのご経験が、独立につながったんですね。


はい。独立したのは社会人5年目くらいでしたね。


独立して2年間でグループホームを4店舗運営され、現在5店舗目がオープン予定とお聞きしました。

とても順調に進められていますが、手ごたえはいかがですか。


そうですね。やはり求めていらっしゃる方が非常に多いですね。

少し前まで日本の社会って、どちらかというと障がいのある人を家の中に隠すというか、あまりオープンにしたがらない傾向がありました。

最近はそういうことが少しずつなくなり、早い段階から親元から離れて生活する人が増えて、グループホームの存在が重要になっていると感じます。

日本の「50・80問題」というのもありますね。80歳の親が、50代になる障がいのある一人立ちできない子どもの面倒を見ている、という問題ですね。

高齢になる親御さんがそろそろ身体がきつくなってきて、「自分が動けるうちに将来子どもが生活する場を探したい」「子どもが一人でも生活できるようにしたい」と言って、グループホームを探す方も結構いらっしゃいます。


今、グループホームでお預かりしていらっしゃるのは、50代の方が多いんですか?


年齢層は幅広いです。若い方だと20歳くらいの方から、50代、60代の方まで、幅広くいらっしゃいます。


現在、八王子市や日野市で展開されていますが、地域はどのように決められたんですか?


私の自宅が八王子だったので、まずは自宅の近くで、というのがありました。

何かあったときにすぐに駆けつけられるように、というのもあって、慣れ親しんだ地域を選びました。


その後、弟の和史様も運営に加わるようになったんですね。


はい。これは本当にタイミングといいますか、たまたま私が前の仕事を辞めて、次の方向性を模索しているところだったんです。

その頃、兄の事業のほうで経営の中核にいた方が辞めて、人を探していたというのがありまして。


お二人の間で、役割分担はあるんですか?


私は経営企画室という部署で、兄の経営をサポートするという立ち位置ですね。わかりやすく言うと、“何でも屋”です(笑)。

訪問看護ステーション開業で、安心して暮らすために必要な医療の力を提供

障がい者専用のグループホームを運営される中、今回、訪問看護ステーションを立ち上げようと思ったきっかけを教えていただけますか。


元々は障がい者支援ということでグループホームを始めたんですが、ただ住む場所を提供するだけではだめだな、と思うようになりました。

障がいを持った方がいかに社会と関わっていくか、社会参加までを考える必要があると気づいたんです。障がいがあっても入っていける多様性のある社会を、地域全体で実現していくという課題ですね。

さらに、障がいを持っている方は皆さん、何かしら通院されているんです。人によっては2週間に1回くらいでしょうか。病院との関わりがすごく多いなと思いました。

地域で安心して暮らしていくには、医療の力が絶対的に必要です。一人一人の症状をよく知っている人が常にサポートする体制があって、バックアップを受けられたらと思っていろいろ探したところ、訪問看護ステーションというものがある、と知って。


介護事業の中で、訪問看護という医療的なニーズを感じられたのですね。

そのような経緯の中、インキュベクスを知っていただいたきっかけはなんでしょうか。


障がい者専用のグループホームを立ち上げたときに、私たちに全くノウハウがなかったので、専門知識を持ったコンサルタントのような人に手伝っていただくことの大切さを感じていたんです。

今回もそういうパートナーさんを探そうと思って、ネットで「訪問看護、立ち上げ」と検索したところ、一番上にインキュベクスさんが出てきまして、まずは説明会を聞いてみようと思ったんです。


最終的に私たちを選んでいただいたのに、何か決め手はありましたか?


それは“川上から川下まで”幅広く手厚い支援があるというのを感じたところですね。準備段階で終わることなく、実際の運営に入ってからもサポートが手厚いですよね。

Webのことをサポートしていただけたり、従業員教育についてですとか、さまざまな面で緊急相談窓口のようにサポートしていただけるので助かります。

グループホームもそうですけど、立ち上げると本当にいろんなことが起こるので。

コミュニケーションは人間の元気の源。誰もが暮らしやすいコミュニティづくりを目指す

これから本格的に運営されていきますが、どういった訪問看護ステーションを目指していかれますか?


僕が目指しているのが、新しい地域社会づくりなんです。

要は、障がいを持った方も、ご年配の方も、皆さんの個性が輝いて、それぞれ自分らしい生き方ができる地域をつくっていきたいな、という思いがあります。

そういう意味で、皆さんに必要とされるもの、地域で必要とされる訪問看護や医療を根底で支える役割を果たしたいと思っています。

グループホームの利用者さんもですが、同じ地域に住んでいる皆さんにとっても安心を提供できる、そんな看護ステーションをつくっていきたいなと考えております。


「町づくり」という視点も大切にされていらっしゃいますよね。


はい。コロナの影響もあって長時間の通勤が見直されたり、web化が進んで、これまでの仕事の仕方が変化して人と会わなくなったり、社会的にも変化があるじゃないですか。

それでも人は誰かと会って何かすることで、精神的に充実するという面もあります。

それがこれまでは会社だったのが、これからは地域にその役割が移っていくのかなと思うんです。

昔は小さい町や村というコミュニティがしっかりあったけれど、今は効率化によってその地域がどんどん希薄となり、さらにコロナによってオンライン化が進んでいきます。

だからこそ近隣の人たちとうまくコミュニティをつくっていかないと、と思うんです。精神的に充実した生活を送るために、地域の存在が重視されていくんじゃないか、と。


コミュニケーションをとることで、人は元気になりますよね。


本当にそう思いますね。


これから看護師さんをはじめ、いろいろな方と組織をつくっていくことになりますが、どんな人たちとチームをつくりたいとお考えですか?


一緒に働いてくれる皆さんには、同じ目標を持ってがんばっていきたいと思っています。

例えば、「病院で働くのが嫌だから、訪問看護をやろうかな」というよりは、一緒に地域づくりという目標を持って、新しいものをつくっていきたいと思っているので、その思いに共感してくれて、楽しくチャレンジしていけるような方とぜひ一緒に働きたいと思っています。



水谷様のステーション、とても楽しみにしています。ぜひ素晴らしいチームをつくっていただきたいと思っています。

そのために、これからもバックアップさせていただければと思います。


はい。ありがとうございます。
よろしくお願いします。

訪問看護ステーションあーるでは、現在、オープニングメンバーを募集しています

水谷様が代表を務める「訪問看護ステーションあーる」では、現在オープニングメンバーを募集しています。

水谷様と共に福祉を介しての“町づくり”に取り組みたいと思う方は、是非お問い合わせください。

「訪問看護ステーションあーる」のホームページはこちらからご覧いただけます。

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