インキュベクスの上村です。
僕は横浜市内で訪問看護ステーション2箇所と介護施設を経営しています。
2023年からは居宅介護支援事業と、訪問診療を開業準備をすすめています。

今日のテーマは、「訪問看護と病棟では何が違うの?」ですが、
このテーマは2022年12月6日の共生塾(訪問看護ステーション経営者の勉強会)で発表された内容を私なりの解釈を交えご紹介いたします。
(発表者は医科歯科大学病院 で看護師長務められた山下直美看護師です)

「自分で訪問看護ステーションを開業するまでは、訪問看護にはさほど良いイメージを持っていなかった」と
おっしゃる山下看護師ですが、いまは自信を持ってサービスを提供し、訪問看護の素晴らしさを広くお話しくださるまでになりました。

◆病棟と訪看の違い(1)
山下看護師がおっしゃる病棟と訪看の違いはお客様が発する言葉の違いがいいます。
在宅のご利用者様は「私はここで死にたいのよ」と言い。
一方で病棟でよく耳にしたのは「死にたくない」という言葉だったそうです。
山下看護師は訪問看護を通じてご自宅に住み続けたいと言うご要望をどこまでも叶えていきたいとおっしゃいます。

◆ 違いその2
病棟ではチーム医療。
だからこそ、看護師はあらゆる職種に様々な相談ができることから不安になる事は少ないようです。

一方、訪問看護は、自分一人でサービスを提供し、原則、自分一人で評価するというもの
(現場での孤独を感じる方が少なくないようです)

◆訪問看護検討者へのアドバイス
山下さんは看護師のセカンドキャリアに関する研究をしていた時期があり、その経験から将来訪問看護ステーション開業を視野に入れている方には、
定年後のセカンドキャリアを早めに検討することをお勧めされています

◆共生塾後記
共生塾は毎月4〜5回の開催ですが開催の都合、新たな気づきをいただきます。

今回は、看護師であり経営者でもある山下さんからは二つの気づきをいただきました。
一つ目はなんて言っても「自宅で死にたい」に応えていく必要性。

そして2つ目は「看護師の働きやすさの追求」です。
医療従事者ではない私が考える働きやすさはどうしても待遇や福利厚生に目が行きがちでしたが、皆との対話を通じた環境整備にも力をいれます。

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