ご利用者様のニーズの変化に合わせ、柔軟に対応できるステーションでありたい

お世話になっております。インキュベクスの青井です。

本日は弊社直営「訪問看護ステーション 鶴見」の管理者 勝見さんに、最近のステーションの様子など、お話をうかがいます。



勝見さんよろしくお願いします。



よろしくお願いします。



最近のご利用者様の傾向、ご要望などで何か特徴はありますか?



理学療法士の塚本とも話していたんですが、最近、ロービジョン(非常に視力が弱い状態)の方に対するリハビリの依頼が多くなっています。

緑内障や加齢で視力を失う人が増えています。見える範囲が狭いと活動が困難になり、体力が落ちる引き金にもなるので、目が不自由な人に対しての最適なリハビリを、現在ステーション内で模索しています。



ロービジョンの人もリハビリが必要なんですか?



はい。家の中は安全なようで安全じゃない場合があり、転倒して骨折、という事例が多くあります。

普通の人でもそうなのに、ロービジョンの人はなおさらリスクが高いです。

なので、家の中の環境整備は大切です。また、視力が低下しているため、見てまねてくださいはできません。「手をあと何度上げましょう」などと具体的に示して、意識して動かすようにしてもらうことも大切です。

前職場の眼科医にコンサルタントすることで、眼科医推奨のロービジョンの人に対してもリハビリに強いステーションになりたい、と思っています。

どんな状況でもクオリティーを下げない生活を提案


どんなリハビリが必要かは、管理者がPTやケアマネさんと話し合って決めるのですか?



そうですね。PTがリハビリの内容は決めます。リハだけでのご利用者様に対して「看護も必要じゃない?」とPTから看護師に提案が出ることもあります。

管理者として1~3ヵ月に一度、アセスメント訪問に行くので、ご本人やご家族から相談を受け、「どういうことが必要です」「こういう提案ができますよ」という話をさせていただき、PTと情報共有して病状に合ったリハビリができるようにしています。



最近は、末期がんの方の訪問看護やリハも増えていると聞いたことがあります。



はい。たとえ余命宣告をされていても、リハビリは必要です。転倒のリスクも避けなければなりません。下手をしたらトイレでも転倒してしまうので。

管理者としてはそういうときにケアマネさんとも連絡を取り合い、限られた時間のなかでもいかにQOL(クオリティー オブ ライフ)を下げずに過ごすかを相談し、ご提案します。看護の視点もリハの視点も、両方が必要ですね。

訪問看護ステーションとしてのカラーを打ち出す


在宅看護、在宅リハが増えていくにつれ、訪問看護ステーションの役割も大きくなりますね。

たとえば、在宅の高齢者の「低栄養」も大きな問題とされています。一見元気に見える方でも、実は栄養が偏っていて体の機能が低下していたり、やせてしまうこともある、と。それにいち早く気付けるのも、訪問看護ならではですね。



そうですね。高齢者、独居の方の最後まで「食べたい」ことの支援もしていきたいです。

本当は、いいお弁当屋さんがあればいいなと思います。

高齢者向けの柔らかい食事だけでなく、ときには少量でも上等なおいしいものを口にすることで、食べる喜びを思い出さないと、食べられるようにはなりません。



ロービジョンの方のリハビリもそうですけど、「食べることの支援」も、ステーションとしての特徴、強みとして出せたらいいですね。



はい。ステーションによっていろいろカラーがありますからね。

これは誰の仕事、これはうちの仕事ではない、という縦割りではなく、利用者様が希望されることを臨機応変に連携してやっていけたらいいと思っています。



確かに在宅では、これからはそうした対応力が求めらていくんでしょうね。

これからのステーションの成長が楽しみです。

本日は、お忙しい中、ご対応いただき誠に有難うございました。

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