お世話になります。インキュベクスの青井です。

本日は、現在、横浜市港北新吉田にて建築中の「介護の王国」ドルフィン港北」の事業運営者である株式会社ドルフィン・エイド代表の福嶋裕美子様のインタビューをお送りします。

福嶋様、本日は、よろしくお願いします。


よろしくお願いします。


福嶋様は、岡山県で、学校法人、社会福祉法人の理事長、株式会社の代表取締役でいらっしゃいます。

学校法人福嶋学園では、理学療法士の養成校「倉敷リハビリテーション学院」、社会福祉法人ドルフィン福祉会では認可保育園「ドルフィン・キッズ保育園」、株式会社では、介護付き有料老人ホームや企業主導型保育施設、障がい者関連事業、調剤薬局、登録支援機関、優良人材紹介などを運営しています。

まず福嶋様のこれまでの取り組みについてお聞かせください。


私自身、生まれも育ちも横浜市港北区ですが、17代継続している開業医の長男である医師の夫との結婚を機に、夫の故郷岡山に移りました。

そこで地域医療に携わる夫とともに、「ノーマライゼーションの町づくり」というモットー、「皆に優しく、共に楽しく」という理念のもと、開業医を運営する傍ら、介護老人保健施設を開設してから、福祉の仕事に関わるようになりました。それまではやんちゃな男子3人を育てる専業主婦でした。

医療、福祉に関わるために、私は47歳で作業療法士の国家資格を取得しました。

その後、介護老人保健施設を開設後、認知症高齢者グループホームの開設、その後介護付き有料老人ホーム、障がい者関連事業、人材育成のために理学、作業療法士の養成校の開校、そして保育園を開園していきました。

直近では、近い将来の人材不足を鑑みて技能実習生の入国後講習センター、特定技能外国人のための登録支援機関、優良人材紹介を開設いたしました。


有難うございます。福嶋様は、岡山県を中心に地域のニーズや時代の変化に対応した様々な事業・サービスを幅広く展開されてきました。

この度、港北区新吉田にて新たに住宅型老人ホーム「介護の王国 ドルフィン港北」を開業されることになりました。

福嶋様が今回、横浜での開業を決められた経緯をお聞かせいただけますか。


実は、私の89歳の母が横浜で一人暮らしをしております。以前から、母の住まいの近隣で老人ホームを作りたい、と思っていました。

今回、インキュベクスさんのお引き合わせで、新横浜で、私が思い描いていた規模の土地をお持ちの地主さんとの出会いがあり、実現しました。


本当にいいタイミングで、福嶋様のご要望にあった土地をお持ちの地主様のお引き合わせが実現しました。

地主様にお会いしていかがでしたか。


初めてお会いした時の印象は…温和で人生にゆとりがある雰囲気を醸し出されていらっしゃる方と思いました。

場所が好立地である事、地主様と色々とお話しさせていただく事により信頼関係を築くことができたことが開設の決定のトリガーとなりました。

もちろん、開業支援をして下さるインキュベクスさんのノウハウが素晴らしいということも私の背中を押した大きな要因です。

必要とする人に応えたい

有難うございます。

福嶋様ご自身、作業療法士の資格を取得され、これまでも介護老人保健施設や認知症高齢者グループホームの運営を手掛けられていますが、「介護の王国 ドルフィン港北」開業に際し、どのような思いがありますか?


横浜市港北区周辺は人口も多いですし、高齢者が安心して過ごせる場所として施設のニーズも高いです。これまで運営してきた事業もそうですが、「私たちのノウハウを必要としている人たちがいらっしゃるから開設したい。」という思いです。

これまで岡山県内で運営してきました株式会社ドルフィン・エイドの理念「皆に優しく、共に楽しく」は、どこの場所であっても変わらず実現したいと思っています。

若い人材に期待すること

有難うございます。福嶋様は、人材の育成もとても重視されています。

今まで株式会社や学校法人、社会福祉法人を通じて多くの人材を輩出されておりますが、これから医療、福祉に関わる若い人たちにどのような期待がありますか?


福祉も教育もそうですが、「自分たちがしやすい介護」「自分たちがしやすい教育」、それではダメだと思っています。

人のためになる人材、そして、コロナ禍で日本も世界も大きく変わりますが、情勢が変わっても生きていける人材、常にホスピタリティーの気持ちを持つクリエイティブな人材を育てたいと思っています。

子どもも大人も高齢者も障がいのある人も外国人も、SDGs17項目目「パートナーシップで目標を達成しよう」というところの、インクルーシブな世界を作りたいと思います。


まさに「ドルフィン・エイド」の理念である「皆に優しく、共に楽しく」ですね。


はい。皆さまに「この人がいると安心だわ。」と思っていただける、世の中で活かせる人材を育成したいと思っています。本人たちも楽しく人のためになるお仕事をしてもらいたいです。

毎日楽しくワクワクしながらお仕事をしないとだめよ、と職員にも言っています(笑)。

本当にそうですね。

本日は、貴重なお話をありがとうございました。

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