お世話になります。インキュベクス青井です。

最近、通所介護(デイサービス)事業者様へ「訪問看護ステーション」の開業運営支援をさせていただくケースが増えています。

お問い合わせも多くいただいているのですが、特に地域密着型の通所介護のサービスを順調に運営されている事業者様が多く相談に来られている印象です。

皆さま、なにより今後、団塊の世代の方々が後期高齢者になる「2025年」以降を見据え、今のうちから在宅サービスを介護から医療への拡大すべく「訪問看護ステーション」への参入を検討を考えられているようです。

本日は何故、通所介護(デイサービス)事業者の方々が訪問看護事業への参入を検討されているのか、その背景、そして訪問看護への参入の際、ハードルとなることなどにお伝えしていきたいと思います。

通所介護(デイサービス)事業者様が新たな事業とを模索される背景とは

実は、事業として見た場合、通所介護(デイサービス)だけでは、今後の成長が見込みにくいというご事情もございます。

実際、通所介護は下記にあるように制度改定により、拠点拡大に意欲的な事業者が減少しています。

2015年

介護保険報酬改定により、10人程度の小規模デイサービスの報酬が10%削減

2016年

単一の「通所介護」枠が、利用者定員によって「通所介護に該当する事業所」と「地域密着型通所介護の事業所」の2つに区分され地域密着型通所介護のサービス対象は原則として事業所のある市町村の住民限定となる

2018年

地域密着型通所介護 公募制となる

こうした改定に影響を受け、通所介護は定員いっぱいでも薄利な事業であり、さらに今後の収益拡大は期待できないことが新たな事業を模索される大きな理由となっています。

通所介護(デイサービス)事業者様が新たな事業として訪問看護ステーションを選ばれる理由とは

それでは、通所介護(デイサービス)事業者様が新たな事業として訪問看護ステーションを選ばれる理由ですが、簡単に説明しますと以下の5点となります。

(1)通所介護の1店舗増やし利益を増やす場合でも、初期投資と運転資金で訪問看護ステーションと同額の1,500万~2,000万円が必要であること

(2)通所介護は定員が決まっているため、経営努力をしても上限があり、青天井のビジネスが魅了であること

(3)培ってきたケアマネとのつながりを活用した新規事業であること

(4)施設の2階を活用して開業が可能であること

(5)介護保険だけではなく、医療保険収入も適用したい

このように本業の通所介護(デイサービス)とのシナジーだけではなく、訪問看護ならではの事業としての魅力もご理解された上で参入を検討されているようです。

訪問看護参入の壁となる看護師採用問題

ところが皆さま、訪問看護ステーションの参入を決意したものの、一番の壁とお考えになるのが看護師採用の問題です。

既に看護師を雇用されている通所介護事業者も多いですが、通所介護で勤務する看護師さんの大半は訪問看護への移動は好まれない傾向があり、訪問看護ステーションでは看護師は新規採用が必要となります。

ですので、相談こられた事業者の皆さまは、ほぼ「看護師は集まりますか」との不安を口にされます。

このご不安に対して私たちは、しかるべき採用戦略を実施することで必ず看護師さんは集まりますとお答えしております。

こちらは、実際の採用の獲得事例等を見て頂くと皆さま安心していただいているようです。

訪問看護ステーションは、異なる事業業態となりますが、これまで地域密着型通所介護(デイサービス)として培われた地域との信頼関係も大きな力となります。

なにより今後、医療的ケアが地域から強く求められる時代となっていきますので訪問看護ステーション参入をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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