【小資本・知識ゼロから始める老人ホーム事業】先日開催したオンライン座談会の模様をお伝えします。

お世話になります。インキュベクスの青井です。

シリーズで開催しているオンライン座談会ですが、有難いことに毎回好評をいただいております。

やはり訪問看護の事業者様の生の声は、皆さまご興味があられるようです。

ただ、ご都合が悪くて参加できなかった方や、復習としてもう一度内容を確認したいなど、ご要望もいただいております。

そこで、本日は、特別に先日開催したオンライン座談会の模様をダイジェスト的にお伝えしたいと思います。

少しでも当日の雰囲気が伝われば幸いです。

事業参入の背景、ご本業と介護事業について

新井社長、本日は、よろしくお願いします。


よろしくお願いします。


新井社長のご本業は石材業でいらっしゃいますね。


はい。そうです。石材業です。

お墓を建てることが主な事業です。創業は祖父の代から。80年くらい続いています。僕で三代目ですね。


80年!かなり老舗ですね。

新井社長は、では、7年前から訪問看護ステーションを始められていますが、きっかけは何だったのでしょうか。


直接のきっかけは、母の死でしょうか。

元々、母を亡くしたとき、在宅医療の必要性と重要性を痛感しました。

それで、自分と同じように在宅看護や介護で悩みを持たれている方、困っている方が実は多くいらっしゃるのではないか、何か自分にできることはないかと考え始めました。

また、お墓を建てることが主な事業である石材業を通じて高齢者の方々や、そのご家族とお会いすることは元々多かったんですね。

お墓が、亡くなった後の仕舞いに関わる事業とすれば、在宅看護や介護はそれ以前のことに力添えする事業です。

そういうつながりもあるんじゃないか、という思いがありました。


ありがとうございます。

お母さまのことがきっかけとはいえ、訪問看護事業は、新井社長にとって全然未知の業種だったと思います。

事業開始へ踏み切られた直接的な要因は、あったのでしょうか。


僕も事業経営者ですから、介護事業には以前から興味がありました。

高齢者住宅などについても勉強はさせてもらっていました。

高齢者人口がこれから間違いなく増えていくこの日本で、伸びしろのある事業だというのは感じていましたので。


なるほど


また友人で、すでに高齢者住宅を経営して、非常に地域に貢献している人がいます。

その友人から直接話を聞く機会や、それに関わる人に話を聞く機会が多く得られたことも、高齢者向け事業に踏み出すきっかけになったと思います。

ただ、高齢者住宅は資金も必要ですし、なかなかすぐに手を出せるものではありません。それで、まずは訪問系のサービスから始めようと考えました。

そして7年前にインキュベクスさんのサポートで訪問看護事業に参入しました。


なるほど。

では、最初から「高齢者のための住まい」の建築をある程度視野に入れたうえで、「訪問看護ステーション」をまず始められた、ということなんですね。

先を見据えて、事業に踏み出されたと。


そうです。

ただ高齢者の住宅事業は、お金がかかります。サ高住、住宅型有料ですと普通に2億円、3億円かかってしまう。

そうなってくるともうテーブルの上には、載ってこない話になってきます。

ですので、当時は、自分が老人ホームを経営するなんて想像がつかなかったですね。


なるほどですね。

私たちインキュベクスが住宅型有料老人ホームの開設・運営支援サービス「介護の王国」をスタートしたのが2017年です。

「介護の王国」のスタート当初は、特に私たちのパートナーの(訪問看護の)事業者様を中心に事業をご提案していました。

それが今から、約3年前ほどになると思いますが、最初に「介護の王国」の老人ホームをお聞きになってどう思われましたか?


基本的な企画力、スキームはさすがだなと思いました。

老人ホーム事業を自分のところくらいの規模でやろうとすると土地探しや申請、建築・・・もちろん運営もなかなか難しい。

そこをまるごとパッケージとして提案してくれたのはよかったですね。

「介護の王国」の老人ホームであれば、事業性・継続性があるんじゃないかと思いました。


ありがとうございます。

新井社長のところは、最初は、「深谷に建て貸しが可能な土地がありますよ」とご提案をさせていただいたものの…

その土地では話がまとまらず、最終的には、不動産投資家の方をお引き合わせさせていただきました。


そういうご縁を取り持ってくれたところも含めやはりこの事業は、いち個人だけでは現実的ではなかったと思います。


老人ホーム開業の準備期間に感じられてことについて

ありがとうございます。

場所など具体的に話がまとまり、調印式をおこなったのが、2018年の11月ですね。

こちらに写真があります。

そして建築中の写真がこちらです。



開業までの準備期間は、いかがでしたか?


正直すごく不安でした。かなりナーバスになってましたね。全然やったことがない事業だったから。

什器備品や食事、毎月かかる電気・ガスなど費用とか、具体的な数字どうなってんのとか

家賃を払い続けて継続できるのかとか、コスト感とかは、やってみないとわからないので。


当時は沢山ご質問をいただきました。

とにかく具体的な数字・根拠が欲しいと。この期間は、本当に密にやりとりを重ねていました。


そうそう。

インキュベクスは、先に直営の施設をやっていたから、そこの実際の数字を出してくれと言っていました。

でもその直営の施設があったから、だいぶ不安は軽減しました。


ありがとうございます。

特に新井社長は、施設見学や食事の試食会に参加されるなど、かなりご自身で動かれていました。



そうでしたね。


そして8月の終わりに引き渡しが行われ、昨年の9月1日に住宅型有料老人ホーム「インテルエッセ深谷」がオープンしました。



新井社長が7年前の介護事業参入当初から温めてこられた高齢者の住まいがついに実現したわけですが、この時の感想は、いかがでしたか?


やっぱり感動しましたね。感極まるというか。

でもここからスタートだからね(笑)。


そうですね(笑)。

開業当初は、新井社長も現場に出ておられましたね。


はい。いちスタッフとして自分も施設に泊まり込んでやっていました。

介護スタッフというよりは、現場の流れを把握しておきたくて…

今は、現場を任すことができるいい管理者がいるので、現場には、にほとんど入ってないですね。


19床の「インテルエッセ深谷」が満床になったのはどのくらいですか


だいたい半年弱くらいですね。

最初は、少し苦戦しました。入居者紹介会社経由の方を入れたりとか。


でも、半年かからずに入居率100%というのは、素晴らしいと思います。

「介護の王国」は、年金の範囲で入居でき、かつ医療依存度の高い方、重度の方にも病院と変わらない、質の高いサービスを提供するというコンセプトがあります。

今の入居者様の平均の要介護度は、どのくらいですか?


直近の平均の介護度は、4.2です。
最初は、軽い方も入れたけで、皆さま入れ替わっています。


なるほど。


入居者の質を均一にするとそうでない方は、居心地が悪くなるみたいですね。

そういう意味でも「介護の王国」のコンセプトにぴったりはまった。間違ってなかったですね。

あと、入居費用の価格帯、これも絶対だと思います。


有難うございます。

「介護の王国」は、サ高住などと比べるとかなりコンパクトに作られていますが、入居者さんやご家族からの感想はいかがですか?


ご家族さんも喜んでいますよ。安いし、新築できれいで。
コンパクトな部屋は、施設の評価には、つながらないですね。


それは良かったです。

では、1年間、事業として老人ホームを運営してみていかがですか?


そうですね。経営面から見ると利益を出しやすい事業だと思います。

家賃を払って、スタッフに給料を払っても十分に利益を残せます。1年間やって手ごたえはありますね。


ビジネスとして、収益的なところがしっかりしていないと職員に還元できません。結果的に採用にも影響します。

そのあたりのバランスはいかがですか?


経営がしっかりしているというのは、職員もそうですが、利用者さんにとっても大きなメリットになると思います。

健全な経営は大前提だと思うので、そこは社長としてしっかりやっていきます。


訪問看護ステーションとの相乗効果は、いかがですか?


訪看護と住宅の相性は、すごくいいですね。

医療依存度の高い方を受け入れれば、訪看としてのメリットはかなり大きいと思います。


インキュベクスのサポート、今後の展望について

私たちインキュベクスのサポートはいかがでしたか?


コンサルは、しっかりしている。リスク回避策もあるし。

特に申請とか建築とかは、とても助かった。

必要なことがパッケージされているから、自分のように規模の小さいところこそコンサルが入る必要があると思います。

「介護の王国」に加盟する価値はあります。

ただ、もう少し入居者のサポートがあると有難いかな(笑)。


ありがとうございます。サポートの充実は、今後のわたしたちの課題です。

では、今後の展望を教えていただいてもよろしいでしょうか


今後の展望は、まず2棟目ですね。今準備を進めています。オープンは、来年の夏ころを予定しています。

あとはインキュベクスの提案の賛同してくれる方と交流しながら輪を作れればと思っています。


ありがとうございます。2棟目もしっかりとサポートさせていただきます。

ちなみに新井社長は、スタッフの育成、将来の独立のサポートなども考えられているとお聞きしましたが・・・


そうですね。今の管理者が非常にいい人材ですので、3棟目は、彼に任せたいと考えています。

介護職で年収500万円ってかなり難しいじゃないですか。その手段を自分で作りたい。「介護の王国」の仕組みなら可能だと思う。

夢もあるし、その内、うちも優秀者な人材が集まるんじゃないかと(笑)。


素晴らしいお考えですね。

本日は、貴重なお話をありがとうございました。


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